人生再校!

人生、初校・再校はあたりまえ。
デザイナー・フルタがお届けする
愛と希望の業界日記blog版。
嗚呼 人生再校!
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十三人の刺客 ー僕らサムライの本分ー
この映画をただの娯楽のつもりで見に行ったけど、

見終わった感想はちょっと違っていた。

まあ、痛快アクションには間違いないのだけれど、

やっぱりその中には悲哀がある。

役所広司扮する主人公、島田は常にサムライとしての本分を探している。

その本分とは何か?

それはサムライとして信じるもの準じて死ぬ事。

その、よくも悪くもサムライとしてしか生きられない悲しい性が

映画の中から悲哀となって常に発せられる。

釣りをしているとき、人と話しているとき、笑っているとき、戦っているとき、

影のように常にそれがつきまとっている。

物語の最後に、島田はサムライの本分を全うする事になる。

壮絶な斬り合いの果て、最後に笑って息絶えるのである。


この映画は間違いなく娯楽映画である。と同時に、問いかけの映画でもある。

自分が最期をむかえる時、この主人公島田のように、

自分は心の底から笑うことができるのだろうか…


人が生きるという事は何か?

短い生の中で、本当にすべき事は何か?

それは、全てをかけてすべき事か?


この映画は、ふだん僕たちが見えなくなっている、

そんな事を強烈に突きつけてくるのだ。
| フルタヨウスケ | 映画 | comments(0) | - |
「退屈でつまらない日常を超えて」ー映画『Colorful』
ご無沙汰しております。

twitterで呟きすぎて、書く事ないんですよblogに。

そもそも長文が苦手なので…。

いっそのことtwitterまとめblogにしちゃおうかな…と思ったり。

まあいいや。その事は追い追い考えるとして…。

映画『Colorful』を観てきたので諸処感想を。



「なんだよ、これっ」と思う事がしばしばあったりなかったり。

映画の事でなく、自分の事。



生年月日:1974年(昭和49年)3月9日 魚座 

職業:アートディレクター他(自称)

年齢:36歳(独身 ここ強調)性別:男

出身:岐阜県美濃市    現住所:神奈川県鎌倉市



自分の今の状態をものすごーく簡単にまとめると上記。

幸い僕は健康で五体満足だし、メールやゴハンができる友達もいるし、

こんなしがないアートディレクターでも仕事をくれる

クライアントもいたりして、贅沢はできませんが、

最低限の文化的な暮らしも出来ています。

あとtwitterのTLにも何百と……

あっ、この話は長くなるのでやめましょう。

「なんだおオマエ、わりと幸せじゃんっ」「なんだ、リア充自慢かよっ」

といろんな所からツッコミが聞こえてくるようですが、

まぁ聞いてくださいよ。


いや、確かに生活的には何不自由ありませんよ。

世の中にはこんな最低限の生活すらできない人が

いっぱいいる訳ですから。生きたくても生きられない人とかね。

そうなんですけど、ただ、ちょっぴり引いて見るとですね、

朝起きて、ご飯食べて、仕事して、映画観て、寝る…みたいな。

コレ一日。

今、36だから、人生大盛りに盛ってあと40年生きたとして、

365×40=計算できないんでよくわかりませんが、

あとだいたいコレを14000回くらい繰り返したら、

人生おしまいって事になる訳ですよね。

(因みにウチのオヤジは58の時にあの世に行ってますから、

貞広(あっ、オヤジの名前ね)換算だと8800回、

うっ、少なっ、4ケタΣ(゚Д゚ υ))

てことで、一生レベルで換算しちゃうと

「なんだよ、これ、いろいろやったってたかだか後こんだけで

人生からフェイドアウトかよっ!」

とか思っちゃうんですよね。

多少物事を頑張って評価されたり、

多部未華子みたいな彼女とデートしたり(希望)しても、

そんなこと所詮は一瞬で通りすぎて、人生の終焉にまっしぐらー。



カラフルは、そんな人生の終焉を自殺によって経験し、

自殺未遂の中学生、小林真の身体の中に入って半年間の

彼の人生を生きる魂のお話。


半年間を無事生きて、自分の死んだ原因を思い出す事が出来たら、

また生まれ変わりの輪廻に戻れるという事を言われ、

主人公の魂(以下S魂)はしぶしぶ引き受けて、頑張らないで、

「小林真」を生きる事になります。



特筆すべきは、この映画には、全くアニメ的要素が登場しません。

お祭りの夜に殺人事件とかおきませんし、

超能力者や超思念体も出てきません。

ましてや、タイムリープなどもっての他で、

人型決戦兵器も存在しません。

ネットだってちっとも広大ではありません。

まあいうなればS魂が過ごすのはごくフツーの日常なわけです。



家族とかがいて(まあちょっと色々あるんですが)

ちょっぴり好きな女の子もが出来たり、

友達が出来て、勉強したり、遊んだり。

S魂はこのごくごくフツーのつまらない日常を半年間、

達観した状態で適当に生きていきます。


しかし時間が経つにつれ、ある事に気づきます。

自分の死んだ原因ではなく、

生きるってことは以外と色々なコトがあるという事。


友達とコンビニ前でだべったり、

女の子の事を考えたり、家族ともめたり…。

この小林真の身体は借り物だけれど、

S魂として築いた社会や人間との関係性は自分のものなんだと。

そして、日常を生きるというのは退屈でつまらない。

でもそのつまらなく味気ないソレを受け入れ、

いかに自分の手で「カラフル」に色付けしていくかが

重要なんぢゃないかという事に。


そしてS魂は最終的にその

「退屈でつまらない日常を精一杯生きる」

という選択をするのです。



この映画は、徹底的に普通で、日常を描きます。人によっては、

つまらないという人もいるかもしれません。

でも劇中でS魂から最後に投げかけられる

「退屈でつまらない日常に自らの手で色を塗る」

という答えは、今の僕たちにとってとても必要なものに思います。


そして、死んでからではなく、今、生きているうちに、

自分の人生っていったいどんな色をしているのだろう、

もう少しだけ続く「退屈でつまらない日常」に、

どんな色を塗ってみようかと

何となく考えてみるのもよいのではと思うのです。



…という訳で、引き続きカラフルな人生をおくるために、

デートしてくれる女の子絶賛募集中!
(多部未華子似で24歳以下ドMのアナタ!)





| フルタヨウスケ | 映画 | comments(2) | - |
Marry Chiristmas Mr. Lawlence
Switchの大島渚特集を読んで、

戦場のメリークリスマスを観た。

やはり大島渚は偉大だ。

本当に復活してほしい。


| フルタヨウスケ | 映画 | comments(0) | - |
WALTZ WITH BASHIR
シネスイッチにて『戦場でワルツを』を観る。

今年のアカデミー賞外国語映画賞最有力と言われていた作品。

映画監督の実体験を描いたノンフィクションで

パレスチナ紛争での虐殺の事を扱っています。

しかも、アニメーション!


アカデミー候補や多くの映画賞を受賞するなどの話題性もさることながら、

一本の映画としても非常に完成度が高く、ぐいぐいと物語に引き込まれます。


戦争とは何か? 人が『人』であり続けるために必要なものは何なのか?

社会とは? 人間性とは…?

根本的な事を深く考えさせる一本。

皆さんも是非!



| フルタヨウスケ | 映画 | comments(0) | - |
マルサの女
 言わずと知れた1987年制作、伊丹十三監督の初期の傑作映画です。

『タンポポ』『お葬式』も当然傑作ですが、個人的にはマルサ1、2が好きです。



この映画は、映画として、別段変わった事をしているわけではありません。

撮り方も比較的オーソドックスですし、編集や演出もわりと王道です。


しかし、何度も見返すうちに、その凄さがわかってきます。


細部までよく練られた脚本、個性的な登場人物達。

宮本信子、山崎努、津川雅彦など抜群の演技力をみせるキャスト。

隅々まで計算された、ライティングと画面設計。

背景の情報量へのこだわり。

伊丹十三独特の演出…。


最初観たとき何でもないと思っていた、全てのショット、全ての演出が

本当に緻密につくりあげられている事に気付きます。

この普段見えてこないディテールの積み重ねが徹底して行われているからこそ

『マルサの女』は傑作たりえるのです。



「映画をつくる」ということはどういう事なのかをすべて学べる教科書のような映画です。

皆さんも、久しぶりにご覧になってみてはいかがでしょう。





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DON'T LOOK BACK
映画のお仕事。

フライヤー・ポスターなどをつくりました。

67年制作のボブ・ディランのドキュメンタリー。

手持ちのモノクローム16mmが、生々しくディランに肉薄しています。

10/31より新宿武蔵野館にてレイトショーです。

皆さん是非!!





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サマー・ウォーズ
深夜の新宿にて、

細田守監督の『サマー・ウォーズ』を観てきました。

しかも2回目。


スバラシイ映画です。

笑いありの超エンターテインメントでありながら、

けっこう泣けるところもあったりして。


映画が終わって、思わず新宿から水道橋まで歩いて帰りました。

皆さんも是非!


よろしくおねがいしま〜す!!
| フルタヨウスケ | 映画 | comments(0) | - |
レスラー
アメリカで公開されてからはや半年。

やっと日本で公開です。

ミッキーローク主演『レスラー』を観に行ってきました。

感想はというと…

とにかくスバラシイ映画でした!


なにしろ、ミッキーローク演じる落ちぶれたレスラーが彼の私生活ともろかぶりで、

その後ろ姿を観ているだけで訳もなく切なくなってくるのです。

セミドキュメンタリーと言ってもいいほどです。

彼の演じる一挙一動に、心を深く動かされます。


家族とは、愛とは、本当に守り通すべきものとは、そして生きる事とは…

…全てが詰まった映画です。


本年度最高傑作!!





| フルタヨウスケ | 映画 | comments(0) | - |
映画撮影再び
本日ANP事務所にて映画の撮影が行われました。

ボクの映画の撮り直しとかではありません。

部屋を映画のロケセットとしてお貸ししました。

どんな映画かはまだ言えませんが、今回はだいぶ映っています。


しかも! 


なんと!! 


ボクが最近一番会いたい!!! 


と思っていた女優さん(コチラも名前はまだ出せませんが…)がいらっしゃいました!!!!


半ばムリヤリ話しかけて、ムリヤリ交流してみました…

先月その女優さんの出ている映画を観て、この人イイ!!

と思った矢先なのでビックリ!

いや〜、強く念じてみるもんだ…

みなさんも強く念じたら大好きな女優さんがうちにやって来ると思います。

是非試してみて下さい。




キャスト&スタッフの皆さんお疲れ様でした。



やっぱり撮影といえば…ロケ弁です…ゴチソウサマデシタ

| フルタヨウスケ | 映画 | comments(1) | - |
milk
うちのネコではありません。

現在公開中のガズヴァンサントの最新作『milk』です。

友人に誘われ試写を観てきました。

ゲイの市民権獲得のために、全てを捨て、政治活動へと立ち上がハーヴィ・ミルク。

彼はいいます。

『これは単なる政治活動ではない。自分の生きる(尊厳)全てをかけた闘いなのだ』と…。


自分自身を信じて進むことの大切さを再認識し、

そして自分自身を本当に信じていいんだと

すごく背中をおされたような、そんな映画でした。

みなさんも是非!!

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