2010.08.30 Monday 15:56
「退屈でつまらない日常を超えて」ー映画『Colorful』
ご無沙汰しております。
twitterで呟きすぎて、書く事ないんですよblogに。
そもそも長文が苦手なので…。
いっそのことtwitterまとめblogにしちゃおうかな…と思ったり。
まあいいや。その事は追い追い考えるとして…。
映画『Colorful』を観てきたので諸処感想を。
「なんだよ、これっ」と思う事がしばしばあったりなかったり。
映画の事でなく、自分の事。
生年月日:1974年(昭和49年)3月9日 魚座
職業:アートディレクター他(自称)
年齢:36歳(独身 ここ強調)性別:男
出身:岐阜県美濃市 現住所:神奈川県鎌倉市
自分の今の状態をものすごーく簡単にまとめると上記。
幸い僕は健康で五体満足だし、メールやゴハンができる友達もいるし、
こんなしがないアートディレクターでも仕事をくれる
クライアントもいたりして、贅沢はできませんが、
最低限の文化的な暮らしも出来ています。
あとtwitterのTLにも何百と……
あっ、この話は長くなるのでやめましょう。
「なんだおオマエ、わりと幸せじゃんっ」「なんだ、リア充自慢かよっ」
といろんな所からツッコミが聞こえてくるようですが、
まぁ聞いてくださいよ。
いや、確かに生活的には何不自由ありませんよ。
世の中にはこんな最低限の生活すらできない人が
いっぱいいる訳ですから。生きたくても生きられない人とかね。
そうなんですけど、ただ、ちょっぴり引いて見るとですね、
朝起きて、ご飯食べて、仕事して、映画観て、寝る…みたいな。
コレ一日。
今、36だから、人生大盛りに盛ってあと40年生きたとして、
365×40=計算できないんでよくわかりませんが、
あとだいたいコレを14000回くらい繰り返したら、
人生おしまいって事になる訳ですよね。
(因みにウチのオヤジは58の時にあの世に行ってますから、
貞広(あっ、オヤジの名前ね)換算だと8800回、
うっ、少なっ、4ケタΣ(゚Д゚ υ))
てことで、一生レベルで換算しちゃうと
「なんだよ、これ、いろいろやったってたかだか後こんだけで
人生からフェイドアウトかよっ!」
とか思っちゃうんですよね。
多少物事を頑張って評価されたり、
多部未華子みたいな彼女とデートしたり(希望)しても、
そんなこと所詮は一瞬で通りすぎて、人生の終焉にまっしぐらー。
カラフルは、そんな人生の終焉を自殺によって経験し、
自殺未遂の中学生、小林真の身体の中に入って半年間の
彼の人生を生きる魂のお話。
半年間を無事生きて、自分の死んだ原因を思い出す事が出来たら、
また生まれ変わりの輪廻に戻れるという事を言われ、
主人公の魂(以下S魂)はしぶしぶ引き受けて、頑張らないで、
「小林真」を生きる事になります。
特筆すべきは、この映画には、全くアニメ的要素が登場しません。
お祭りの夜に殺人事件とかおきませんし、
超能力者や超思念体も出てきません。
ましてや、タイムリープなどもっての他で、
人型決戦兵器も存在しません。
ネットだってちっとも広大ではありません。
まあいうなればS魂が過ごすのはごくフツーの日常なわけです。
家族とかがいて(まあちょっと色々あるんですが)
ちょっぴり好きな女の子もが出来たり、
友達が出来て、勉強したり、遊んだり。
S魂はこのごくごくフツーのつまらない日常を半年間、
達観した状態で適当に生きていきます。
しかし時間が経つにつれ、ある事に気づきます。
自分の死んだ原因ではなく、
生きるってことは以外と色々なコトがあるという事。
友達とコンビニ前でだべったり、
女の子の事を考えたり、家族ともめたり…。
この小林真の身体は借り物だけれど、
S魂として築いた社会や人間との関係性は自分のものなんだと。
そして、日常を生きるというのは退屈でつまらない。
でもそのつまらなく味気ないソレを受け入れ、
いかに自分の手で「カラフル」に色付けしていくかが
重要なんぢゃないかという事に。
そしてS魂は最終的にその
「退屈でつまらない日常を精一杯生きる」
という選択をするのです。
この映画は、徹底的に普通で、日常を描きます。人によっては、
つまらないという人もいるかもしれません。
でも劇中でS魂から最後に投げかけられる
「退屈でつまらない日常に自らの手で色を塗る」
という答えは、今の僕たちにとってとても必要なものに思います。
そして、死んでからではなく、今、生きているうちに、
自分の人生っていったいどんな色をしているのだろう、
もう少しだけ続く「退屈でつまらない日常」に、
どんな色を塗ってみようかと
何となく考えてみるのもよいのではと思うのです。
…という訳で、引き続きカラフルな人生をおくるために、
デートしてくれる女の子絶賛募集中!
(多部未華子似で24歳以下ドMのアナタ!)
twitterで呟きすぎて、書く事ないんですよblogに。
そもそも長文が苦手なので…。
いっそのことtwitterまとめblogにしちゃおうかな…と思ったり。
まあいいや。その事は追い追い考えるとして…。
映画『Colorful』を観てきたので諸処感想を。
「なんだよ、これっ」と思う事がしばしばあったりなかったり。
映画の事でなく、自分の事。
生年月日:1974年(昭和49年)3月9日 魚座
職業:アートディレクター他(自称)
年齢:36歳(独身 ここ強調)性別:男
出身:岐阜県美濃市 現住所:神奈川県鎌倉市
自分の今の状態をものすごーく簡単にまとめると上記。
幸い僕は健康で五体満足だし、メールやゴハンができる友達もいるし、
こんなしがないアートディレクターでも仕事をくれる
クライアントもいたりして、贅沢はできませんが、
最低限の文化的な暮らしも出来ています。
あとtwitterのTLにも何百と……
あっ、この話は長くなるのでやめましょう。
「なんだおオマエ、わりと幸せじゃんっ」「なんだ、リア充自慢かよっ」
といろんな所からツッコミが聞こえてくるようですが、
まぁ聞いてくださいよ。
いや、確かに生活的には何不自由ありませんよ。
世の中にはこんな最低限の生活すらできない人が
いっぱいいる訳ですから。生きたくても生きられない人とかね。
そうなんですけど、ただ、ちょっぴり引いて見るとですね、
朝起きて、ご飯食べて、仕事して、映画観て、寝る…みたいな。
コレ一日。
今、36だから、人生大盛りに盛ってあと40年生きたとして、
365×40=計算できないんでよくわかりませんが、
あとだいたいコレを14000回くらい繰り返したら、
人生おしまいって事になる訳ですよね。
(因みにウチのオヤジは58の時にあの世に行ってますから、
貞広(あっ、オヤジの名前ね)換算だと8800回、
うっ、少なっ、4ケタΣ(゚Д゚ υ))
てことで、一生レベルで換算しちゃうと
「なんだよ、これ、いろいろやったってたかだか後こんだけで
人生からフェイドアウトかよっ!」
とか思っちゃうんですよね。
多少物事を頑張って評価されたり、
多部未華子みたいな彼女とデートしたり(希望)しても、
そんなこと所詮は一瞬で通りすぎて、人生の終焉にまっしぐらー。
カラフルは、そんな人生の終焉を自殺によって経験し、
自殺未遂の中学生、小林真の身体の中に入って半年間の
彼の人生を生きる魂のお話。
半年間を無事生きて、自分の死んだ原因を思い出す事が出来たら、
また生まれ変わりの輪廻に戻れるという事を言われ、
主人公の魂(以下S魂)はしぶしぶ引き受けて、頑張らないで、
「小林真」を生きる事になります。
特筆すべきは、この映画には、全くアニメ的要素が登場しません。
お祭りの夜に殺人事件とかおきませんし、
超能力者や超思念体も出てきません。
ましてや、タイムリープなどもっての他で、
人型決戦兵器も存在しません。
ネットだってちっとも広大ではありません。
まあいうなればS魂が過ごすのはごくフツーの日常なわけです。
家族とかがいて(まあちょっと色々あるんですが)
ちょっぴり好きな女の子もが出来たり、
友達が出来て、勉強したり、遊んだり。
S魂はこのごくごくフツーのつまらない日常を半年間、
達観した状態で適当に生きていきます。
しかし時間が経つにつれ、ある事に気づきます。
自分の死んだ原因ではなく、
生きるってことは以外と色々なコトがあるという事。
友達とコンビニ前でだべったり、
女の子の事を考えたり、家族ともめたり…。
この小林真の身体は借り物だけれど、
S魂として築いた社会や人間との関係性は自分のものなんだと。
そして、日常を生きるというのは退屈でつまらない。
でもそのつまらなく味気ないソレを受け入れ、
いかに自分の手で「カラフル」に色付けしていくかが
重要なんぢゃないかという事に。
そしてS魂は最終的にその
「退屈でつまらない日常を精一杯生きる」
という選択をするのです。
この映画は、徹底的に普通で、日常を描きます。人によっては、
つまらないという人もいるかもしれません。
でも劇中でS魂から最後に投げかけられる
「退屈でつまらない日常に自らの手で色を塗る」
という答えは、今の僕たちにとってとても必要なものに思います。
そして、死んでからではなく、今、生きているうちに、
自分の人生っていったいどんな色をしているのだろう、
もう少しだけ続く「退屈でつまらない日常」に、
どんな色を塗ってみようかと
何となく考えてみるのもよいのではと思うのです。
…という訳で、引き続きカラフルな人生をおくるために、
デートしてくれる女の子絶賛募集中!
(多部未華子似で24歳以下ドMのアナタ!)