人生再校!

人生、初校・再校はあたりまえ。
デザイナー・フルタがお届けする
愛と希望の業界日記blog版。
嗚呼 人生再校!
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十三人の刺客 ー僕らサムライの本分ー
この映画をただの娯楽のつもりで見に行ったけど、

見終わった感想はちょっと違っていた。

まあ、痛快アクションには間違いないのだけれど、

やっぱりその中には悲哀がある。

役所広司扮する主人公、島田は常にサムライとしての本分を探している。

その本分とは何か?

それはサムライとして信じるもの準じて死ぬ事。

その、よくも悪くもサムライとしてしか生きられない悲しい性が

映画の中から悲哀となって常に発せられる。

釣りをしているとき、人と話しているとき、笑っているとき、戦っているとき、

影のように常にそれがつきまとっている。

物語の最後に、島田はサムライの本分を全うする事になる。

壮絶な斬り合いの果て、最後に笑って息絶えるのである。


この映画は間違いなく娯楽映画である。と同時に、問いかけの映画でもある。

自分が最期をむかえる時、この主人公島田のように、

自分は心の底から笑うことができるのだろうか…


人が生きるという事は何か?

短い生の中で、本当にすべき事は何か?

それは、全てをかけてすべき事か?


この映画は、ふだん僕たちが見えなくなっている、

そんな事を強烈に突きつけてくるのだ。
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